新たに作った冊子を手にする臨済宗妙心寺派宗門活性化推進局のメンバーら(京都市右京区・妙心寺派宗務本所)

新たに作った冊子を手にする臨済宗妙心寺派宗門活性化推進局のメンバーら(京都市右京区・妙心寺派宗務本所)

 臨済宗妙心寺派(大本山・妙心寺、京都市右京区)は、シニア層に僧侶を目指してもらう「第二の人生プロジェクト」募集の新たな冊子を作った。プロジェクトで僧侶となった4人の体験を掲載し、後進の育成につなげたい考えだ。

 冒頭に「あなたの人生経験を心豊かで慈愛に満ちた社会づくりに」と大書した。僧侶との面談に始まり、得度や修行など六つの段階を写真入りで分かりやすく案内する。

 さらに4人の紹介では「修行を通じ粘り強くなった」「手取り足取り教育してもらった」といった経験をはじめ「一番つらかったのは年齢による体力の衰え」「講義では正座が苦痛だった」など負の記憶も含めて載せる。

 プロジェクトを担当する妙心寺派宗門活性化推進局の顧問で、定年退職後に僧侶となった柴田文啓さん(84)=長野県千曲市=は「仏教を勉強したいと思う人はぜひ」と呼び掛ける。B5判10ページ。妙心寺東隣の宗務本所や花園大などで入手できる。無料。