豪快な「ぶん回し」を披露する担ぎ手ら(2019年、宇治市宇治)

豪快な「ぶん回し」を披露する担ぎ手ら(2019年、宇治市宇治)

 京都府宇治市宇治一帯で6月5日から6日未明に催される「暗夜の奇祭」、県祭(あがたまつり)が今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止される。県神社や宇治神社、宇治商工会議所、市観光協会などでつくる県祭安全対策推進協議会が17日、発表した。


 同協議会によると、県神社と県祭奉賛会がそれぞれ行う祭りのハイライトである梵天渡御(ぼんてんとぎょ)のほか、露店の出店が取りやめになる。梵天渡御以外の神事は両神社で行われるという。県祭が中止になるのは新型インフルエンザの影響で中止になった2009年以来。
 県祭は、梵天を豪快に回す深夜の「ぶん回し」などで知られ、昨年は10万5千人が訪れた。