やすらぎクラブ長岡京の議案書と委任状

やすらぎクラブ長岡京の議案書と委任状

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が全国に拡大する中、京都府の乙訓地域の老人クラブ連合会などの各種団体は、年度当初に予定していた総会が実施できない状態となっている。クラスター(感染者集団)を生む密閉、密集、密接の「3密」になりやすいためだ。団体側は出席者の絞り込みや、議決を書面で行うなどして乗りきろうとしている。


 会員数約2700人のやすらぎクラブ長岡京は、本年度の総会を24日に長岡京市天神4丁目の中央公民館で開く準備を進めてきた。例年、地域の単位クラブから200~300人が出席するが、今年は会場が借りられず、馬場自治会館に変更。各クラブの会長から委任状を提出してもらうかたちで人数を大幅に絞り込む。当日は式典をせず、理事会のみを開いて役員改選や事業計画などを議決する。
 
 山本淳会長は「このような事態は初めて。手探りで準備を進め、何とか運営を引き継ぎたい」と話した。
 
 長岡京市観光協会は総会の中止を決定。会員に議案書を郵送し、議決行使書を返してもらう「書面決議」を実施することにした。山田勝吉事務局長は「初めてのことで戸惑ったが、事態を考えればやむを得ない」という。
 
 向日市商工会は、約100人が出席する総代会を開くのは厳しいとみており、書面決議を実施する方向で協議を進めている。大山崎町社会福祉協議会は理事会と評議員会の開催日が決まっておらず、書面決議での実施も可能としている。