男児の落下事故を受け、鎖が撤去されたブランコ(彦根市正法寺町・旭森地区ふれあい広場)

男児の落下事故を受け、鎖が撤去されたブランコ(彦根市正法寺町・旭森地区ふれあい広場)

 17日午後3時10分ごろ、滋賀県彦根市正法寺町の市の公園「旭森地区ふれあい広場」にあるブランコのチェーンが外れ、遊んでいた近くの小学生の男児(10)が落下し、鎖骨を折る重傷を負った。金具のボルトの腐食が原因という。市は、このブランコを同日から使用禁止にした。

 彦根市によると、男児が1人乗りブランコで遊んでいる最中、チェーンと上部の鉄棒をつなぐ金具のボルトが破損。男児は一時脳しんとうで意識がもうろうとしたが、命に別条はないという。ボルトは老朽化によるさびが見つかった。

 ブランコは同公園ができた1996年に設置され、その後は年2回点検していたが、前回の今年1月21日の点検時は異常に気付かなかったという。

 市は事故を受け、ブランコのチェーンを外して使用禁止にした。18日から市が管轄する全約350カ所の公園について遊具の安全点検を行い、再発防止に取り組むとしている。市都市計画課は「点検や管理に不備があった。けがをした方や市民におわびする」と話した。