献血に協力する海上保安学校の学生(京都府舞鶴市)

献血に協力する海上保安学校の学生(京都府舞鶴市)

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、在宅勤務が広がり企業ごとの献血や献血イベントが中止される中、京都府舞鶴市長浜の海上保安学校の学生らが18日、校内で献血に協力した。

 京都府赤十字血液センター福知山出張所によると、京都府内では今月に入って38会場での実施がなくなり、この状況が長く続けば、安定した輸血用血液の在庫確保が難しくなるという。同校では、全国から集う新入生が入寮した2日から約2週間、学生の外出を禁止し、感染対策を行ってきた。校内での献血は定期的に行っており、今回は95人が協力した。

 学生はマスクを着用し、手指消毒した後、献血に協力。船舶運航システム課程の粟井大智さん(18)は「友人の親が医療関係者で血液が足りないと聞いていた。困っている人の力になりたい」と笑顔を見せた。

 同出張所の樋口征昭所長は「献血は決して不要不急の外出に当たらない。命を助けるため、協力をお願いしたい」と話す。市内では、20日に府舞鶴総合庁舎(浜)、23日に市役所(北吸)で献血できる。