国税庁は21日、新型コロナウイルスの影響でアルコール消毒液が不足している状況を踏まえ、「スピリッツ」と「リキュール」の酒類製造免許の取得手続きなどを簡素化すると発表した。アルコール度数の高い酒や工業用エタノールを手指の消毒に代用できるとする厚生労働省の事務連絡を受けた措置で、各地の酒造会社などから製造したいとの要望があるという。

 既にビールや日本酒などいずれかの酒類製造免許を持っている事業者が対象。スピリッツなどの製造免許を新たに取得する際、必要な書類の一部省略を認める。酒の製造に使う高濃度アルコールに水を混ぜて出荷することも特例として認める。