25日から全面閉鎖される大津市役所(大津市御陵町)

25日から全面閉鎖される大津市役所(大津市御陵町)

 大津市は21日、市職員が相次いで新型コロナウイルスに感染しクラスター(感染者集団)が発生したことを受け、本庁舎(同市御陵町)を25日から5月6日まで全面閉鎖し、業務を停止すると発表した。保健所や市内36カ所の支所は開庁し、コロナ対応や住民票の発行など生活に密接した業務は続ける。

 自治体の本庁舎閉鎖、業務停止は異例。記者会見した佐藤健司市長は「これ以上執務を続ければ、市民や事業者への感染リスクを高めることにつながりかねない。ご迷惑をおかけすることをおわびするとともに、感染拡大の防止に全力を尽くす」と述べた。
 全面閉鎖するのは、土日曜や大型連休を除くと実質4日間となる。期間中、市民からの問い合わせには、外部委託している市のコールセンターで対応する。
 同市では11日以降、都市計画部と建設部の職員計11人の感染が判明。20日から建設部の約140人を自宅待機とし、人との接触機会を減らすため、2交代勤務を消防職員と企業局職員を除く本庁舎の約1200人を対象に始めたばかりだった。市民への周知や庁内準備の日数を考慮し、25日からの全面閉鎖を決めた。