東京商工リサーチは21日、新型コロナウイルスに関連した中小企業の経営破綻が同日午後5時までの集計で、4月単月で53社になったと発表した。外出自粛の長期化などに伴う需要急減で資金繰りが切迫。21日の判明分だけで10社に上り、破綻の急増が鮮明になってきた。

 倒産と、法的手続きの準備中を合わせた経営破綻の累計は、2月末までは2社、3月末までは25社だった。4月21日までの78社を業種別で見ると、宿泊業の14社が最も多く、飲食店は9社、アパレル関連が8社だった。

 地区別では関東が21社で最多。中部14社、近畿12社、北海道10社、九州7社と続いた。