みそかつサンドを売る移動販売車。南丹市は移動販売や宅配などに力を入れる事業者を情報サイトの開設などで支えていく(南丹市園部町)

みそかつサンドを売る移動販売車。南丹市は移動販売や宅配などに力を入れる事業者を情報サイトの開設などで支えていく(南丹市園部町)

 京都府南丹市はこのほど、新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げの減少に見舞われている各種事業者などを支援する施策を発表した。弁当の宅配を手掛ける事業者などの情報を集めたサイトを立ち上げるほか、新事業に掛かる経費を補助。売り上げが落ち込む小規模事業者には30万円を上限に給付金を交付する。また、雇用調整助成金も一部支援する。

 外出の自粛が広まる中、弁当販売や宅配に活路を見いだす飲食店を支えようと、情報サイトを5月末にも立ち上げる。徐々に情報を充実させ、注文や決済もできるようにする。

 弁当の資材費や移動販売で用いるのぼり旗など各種経費について、10万円を上限に補助する制度もつくる。

 給付金の対象は、原則として今年1~3月の売り上げが前年同期比で30%以上減った小規模事業者とし、売り上げの規模に応じて10~30万円を交付する。窓口は市商工会で、5月7日から申請を受け付ける。同月中旬にも交付を始める。

 収入が減った世帯向けに、10万円を上限に無利子の貸し付けも行う。世帯の状況に応じ、返済期間は柔軟に設定するという。

 西村良平市長は「市民生活を守り、力を合わせて立ち直っていけるようにしたい。必要ならば第二弾の施策も考えたい」と強調した。財源は財政調整基金から6千万円を充て、近く西村市長が専決処分し、6月議会で承認を得る方針。

 給付金などに関する問い合わせは市商工課0771(68)1008、貸付金については市社会福祉協議会0771(72)3220。