人出が減った四条河原町交差点(19日午後1時59分、京都市下京区)

人出が減った四条河原町交差点(19日午後1時59分、京都市下京区)

 新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が全国に拡大されて初の週末となった18、19日に京都市内の主要駅や繁華街周辺に出掛けた人は、前週に比べて2割減少したとする推計を、同市のIT企業が22日までにまとめた。4週前と比べると、全ての地点で人出が平均8割減った。

 IT企業アドインテ(下京区)が各地点ごとにスマートフォンの衛星利用測位システム(GPS)信号付き情報を観測。3月21~22日から毎土・日曜ごとの人出の状況を推測した。
 「京都駅」は前週(11、12日)に比べ22%減。緊急事態宣言に伴う京都府の要請で休業や時短営業に踏み出す店舗が増え、「祇園」は34%減、「四条河原町」は35%減、「北大路」は44%減と一段と落ち込んだ。
 一方、前週までに人出が大きく減少していたオフィス街の「四条烏丸」は3%増、観光地の「伏見稲荷大社」も16%増に転じ、ともに人出が下げ止まった。
 府や市が外出自粛を要請していなかった4週前の3月21~22日と比較すると、京都駅や祇園など計6地点で人が8~9割減ったとみられる。生活エリアである「四条大宮」や「西院」では6割減にとどまった。