アルコール消毒液を加盟店、施設に無料配布する商店街。感染防止に努めている(京都市右京区・リカーズ大源)

アルコール消毒液を加盟店、施設に無料配布する商店街。感染防止に努めている(京都市右京区・リカーズ大源)

 京都市右京区の西京極商店街が、品薄の続く消毒液を加盟店に無料配布している。保育園や郵便局なども提供を受け、商店街は「お客さまのために閉められない施設もあり、商店街が感染源にならないよう全力を尽くす」としている。

 商店街には3月から、加盟する約30店、施設から「消毒液が買えない」との悩みが寄せられ始めた。酒店「リカーズ大源」が、取引のあった酒造会社の販売するアルコール消毒液の購入ルートを紹介。商店街が購入し、3月23日から加盟店に提供し始めた。
 リカーズ大源の店内に15キロ入りの消毒液を置き、利用店が容器に入れて持ち帰る仕組み。飲食店のほか、多様な施設が活用し、あいりす西京極保育園は「調理室内やテーブルの消毒に使う。本当に助かる」、京都西京極郵便局は「お客さま用の手の消毒などに役立てている。消毒液はほとんど購入できず、ありがたい」と喜ぶ。
 同商店街では、不要不急の外出自粛を呼び掛ける張り紙の掲示も各店舗で始めた。酒井稔会長(40)は「お客さま、店舗の安全を確保できるよう、自分たちでやれることをやりたい」としている。