店からスマートフォンを使い、パフェ作りを教える嶋岡さん(東近江市八日市町・かなめカフェ)

店からスマートフォンを使い、パフェ作りを教える嶋岡さん(東近江市八日市町・かなめカフェ)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で飲食店の客足が遠のく中、滋賀県東近江市八日市町のスイーツ店「かなめカフェ」が、ビデオ通話でイチゴパフェの作り方を利用客に提供する試みを始めた。自宅でパフェ作りが楽しめると評判になっている。

 同店は4月に入り、小学校の休校延長などもあって前月より約2割来店者が減り、店内営業をやめた。以前から店内で子ども向けパフェ作り教室を開いてきた嶋岡クラウスケイ代表(33)は「接触による感染リスクも考え、ビデオでお客さんとつながれないかと思いついた」と話す。
 イチゴなどが入ったパフェキットとともに手渡すQRコードをスマートフォンやタブレットで読み込めば、あとはボタン一つで店とビデオ通話が可能。東近江市内であれば、キットの宅配も可能だ。
 休校で暇をもてあます子ども2人のために、近くに住む常連客の女性(33)も利用した。子どもたちはタブレットの映像で嶋岡さんの指導を受けながら、パフェ作りに挑戦。イチゴ5個を使い、30分ほどで完成させた。
 小学2年の女児(7)は「(ビデオ通話は)初めてで面白かった」、女性は「子どもが自分たちで楽しくできるのがいい」と満足そうだった。
 嶋岡さんは「コロナをきっかけに始めた試みだが、今後のビジネスとしても活用していければ」と、ピンチをチャンスにともくろむ。
 予約制で税込み千円。営業時間は午前10時~午後5時。月火曜休み、祝日は営業。050(3567)0003。