京都府

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 臨床検査機器メーカーのアークレイ(京都市上京区)は、スマートフォン用糖尿病管理アプリにテレビ電話機能を追加した。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、ニーズが高まるオンライン診療をサポートする。


 血糖値管理や食事記録、歩数計などの機能がある無料アプリ「スマート e―SMBG」は、1型糖尿病患者を中心に10万を超えるダウンロードがある。医療機関向け無料クラウドシステムと連携し、遠隔診療でも用いられる。今回の機能追加で、ほかの通話アプリなどを使わなくても、顔色や表情などを確認しながら診察でき、オンライン診療の利便性を高めた。
 慢性疾患である糖尿病は血糖コントロールや薬剤投与のため定期的な通院が不可欠だが、新型コロナウイルスの二次感染を避けようと通院患者が減少。治療の自己中断などにつながると指摘されており、開発を急いだ。感染症対策としてオンライン診療の規制緩和が進んでおり、通院リスクの緩和や二次感染抑制につなげる。