米は粒(つぶ)のまま、ごはんとして食べる以外に、江戸時代になると粉「米粉」にして餅(もち)や団子(だんご)などに姿(すがた)を変えて広く親しまれてきました。京都には米粉を使った代表的な和菓子「八ッ橋」があります。米粉は水に溶(と)けやすくてダマになりにくく、グルテンというたんぱく質(しつ)が含(ふく)まれておらず、ねばねばしないのが特徴(とくちょう)です。
 米粉のパンケーキは、もちもちした食感を楽しめて、小麦・卵(たまご)・乳(にゅう)を使わないので、アレルギーがある人でも安心して食べることができます。

京都府立大・食事学研究室

<材料>
・米粉 150グラム
・ベーキングパウダー 10グラム
・砂糖(さとう) 40グラム
・調整豆乳 150グラム
・サラダ油 10グラム
・バニラエッセンス 2滴(てき)
~トッピング~
・好きな味のジャム、チョコレート、果物など

<道具>
ボウル、泡(あわ)だて器、フライパン、スプーン、フライ返し、抜(ぬ)き型、はかり

<作り方>
1.米粉、ベーキングパウダー、砂糖をボウルに入れる。米粉は粉をふるわなくていいんだよ
2.泡だて器で軽く混(ま)ぜる
3.豆乳とサラダ油を入れて、泡だて器でよく混ぜる。バニラエッセンスを入れる(ワンポイント(1))

(1)スプーンからポテッと落ちるくらいがベストなかたさ!

4.フライパンを弱火で熱する
5.生地をスプーンで1すくいずつ注ぐ
6.弱火のままフライパンに蓋(ふた)をし、表面に泡がフツフツするまで焼く(ワンポイント(2))

(2)弱火でじっくり焼きます。こげないように気を付けて!ホットプレートを使うといいよ

7.ひっくり返し、焼き色がつくまで2~3分焼く
8.焼けたパンケーキにジャムやチョコレートでデコレーションする

☆アレンジバージョン☆
パンケーキを好みの型で抜くといろいろな形になるよ

 アレルギーがある人もない人も一緒(いっしょ)に楽しめるお菓子(かし)を作りたいと思い、このレシピを考えました。トッピングはフルーツでもおいしくできると思います。自分の好きなものをのせて楽しんでください!(食事学研究室)

 今回は、京都府立大の食保健(ほけん)学科食事学研究室の4年生の私(わたし)たちが担当(たんとう)しました。  本学科では人の健康増進とQOL(生活の質)向上を目指し、食と健康にかかわる教育・研究に取り組み、管理栄養士や栄養教諭(きょうゆ)を育てています。本研究室は、人が食物を食べることについて、食品学的知識(ちしき)と調理や食育などの知識(ちしき)を統合(とうごう)して私たちの食生活を研究している文理融合の研究室です。

京都新聞ジュニアタイムズ 2019年6月2日付紙面から