2学期になっても学校へ足が向かなくてしんどい思いを抱える子、再開する授業や友達付き合いが不安で胸のつかえが取れない子もいるのではないか▼そんな気持ちの時は爽やかな秋の気配にも乾いたよそよそしさを感じてしまう。でも「ここにいていいんだよ」と受け止めてくれる場があれば落ち着ける▼イベント「#不登校は不幸じゃない」が夏休み終盤の18日に全国約100カ所、京滋は4カ所で同時に開かれた▼子どもの居場所を運営する市民グループ「夢たね発見ラボ」が催した宇治市の座談会では不登校の子や親、経験者ら21人が輪になり、経験や思いを語り合った。「いい子」でい続けて心が折れた。教師との関係、ネットいじめ…。親子で穏やかな時間を過ごすこつ、在宅でできる仕事や学習の情報にも話題は広がった▼「つらい思いを初めて話せた」という人も。ラボの大下由起恵さんは「親も子も将来が不安。同じ気持ちの人がいるというだけで安心材料になった」と言い、相談や支援にもつながる座談会を定期的に開くつもりだ▼自分の中に元気をためられる場が欲しいと語った参加者がいた。「#不登校は―」を全国に呼び掛けた発起人の小幡和輝さんは全自治体で開催できればという。そんな場は身近にいくつあっても多すぎることはない。