外出自粛が続く間、食べ物はいつにも増して大きな関心事となる。日本栄養・食糧学会はこのほど、閉じこもり生活が継続すると栄養状態の悪化が懸念されるとして、注意したいポイントをホームページで公表した。

 通勤や通学がないと、朝食を抜いたり夕食が遅くなったりするなど食事時間が乱れがちになるが、できるだけ普段通りに規則正しく、栄養バランスにも気を配りたい。

 給食がない子どもは、菓子などの間食で体重増加が心配される。一方、高齢者は低栄養が感染症発症のリスクになるため、十分なエネルギー量とタンパク質を摂取し、家の中でも体を動かす工夫をするよう求めた。

 新型コロナウイルスは感染者のせきなどのしぶきと、それへの接触で広がるのが主で「食品を介した感染事例の報告はない」とした。ただウイルスが付いた手で食事をすれば口から感染するリスクがあるため、食事前の手洗いが重要だと強調。食器も清潔に保つことが大切だとした。