「亥」は、十二支のひとつ、イノシシのことです。干支(えと)は年月日や時間を表すのに用いられます。亥の月の初めの亥の日、亥の刻(こく)(21~23時)に穀物(こくもつ)を混(ま)ぜ込(こ)んだ餅を食べると病気にならないという中国の風習が日本に伝わり、無病息災(むびょうそくさい)を願う儀式(ぎしき)となりました。また、子どもをたくさん産むイノシシにあやかって、子孫繁栄(はんえい)を願うという意味もあります。亥の月は旧暦(きゅうれき)10月にあたりますが、今は新暦の11月最初の亥の日をあて、この日に食べるのが亥の子餅です。

 京都華頂(かちょう)大・2年生 team華頂

<材料 5個分>
・白玉粉 50グラム
・砂糖(さとう) 20グラム
・水 70ミリリットル
・こしあん(皮用)20グラム
・むき甘栗(あまぐり) 20グラム
・いりごま 小さじ1
・こしあん 100グラム
・かたくり粉 適量(てきりょう)

☆アレンジバージョン☆
〈作り方1〉のこしあんを生地に加えなくても(完成写真の右端)、かたくり粉の代わりにきなこをまぶしても(同左端)おいしいです。ぜひ試してみてね!

<道具>
耐熱(たいねつ)ボウル、ゴムベラ、ラップ、バット、テーブルナイフ、金串(かなぐし)

<作り方>
下準備・むき甘栗をあらくきざんでおく
   ・こしあんを5等分にして丸めておく
1.皮用のこしあん20グラムを分量の水に溶(と)かしておく
2.耐熱ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、そこに1を少しずつ加えながらダマにならないようによく混(ま)ぜる
3.2にラップをして電子レンジ(強)で2分加熱する。いったん取り出してよく混ぜ、もう一度電子レンジ(強)で30秒加熱する
4.3をよく混ぜ、かたくり粉を敷(し)いたバットの上に出す(ワンポイント(1))

生地をかたくり粉の上に取り出すときは、なるべくひとかたまりになるように出してね


かたくり粉を全体にまぶしながら広げる。生地は引きちぎらず、テーブルナイフで5等分する
5.4の生地のひとつを手にとり広げ、真ん中にいりごまときざんだ栗をのせ、そのうえに丸めたあんをおいて包みこむ(ワンポイント(2))

生地をかたくり粉の上に取り出すときは、なるべくひとかたまりになるように出してね (2)あんのまわりの生地をつまみあげるようにして、しっかりくっつけてとじましょう


6.熱した金串をあてて模様(もよう)をつける


 電子レンジで簡単(かんたん)に作ることができます。この季節にぴったりな亥の子餅をぜひ作ってみてくださいね。栗やいりごまのかわりにイチゴを使えば、イチゴ大福にもなりますよ。(team華頂)

 本学は法然上人のみ教えを建学の精神(せいしん)として2011年に開学、食物栄養学科は「健康長寿(ちょうじゅ)社会の実現(じつげん)」に貢献できる管理栄養士や栄養教諭(きょうゆ)の養成を目指して16年に開設(かいせつ)されました。そこで学ぶ私(わたし)たちは、社会で活躍(かつやく)できる管理栄養士になるため、勉強に励(はげ)みながら、ボランティアや食育など様々な活動を通して地域の方々と触(ふ)れ合っていきたいと考えています。

京都新聞ジュニアタイムズ 2019年11月3日付紙面から