九条ねぎは冬が旬(しゅん)の京野菜です。冬の寒さの中で育った九条ねぎは、ぬめりや甘(あま)みが増(ま)してとてもおいしくなります。とり肉は、弾力(だんりょく)がありかみしめると味わい深いもも肉と、やわらかで味のしみ込(こ)むむね肉を使って、食べるたびにおいしく食べ飽(あ)きないように仕立てます。
 かたくり粉をまぶして炊(た)く事でとろみがつき、九条ねぎのうま味をしっかりまとったトロトロの親子丼が簡単(かんたん)に出来ます。  

大和学園京都調理師専門学校

〈材料 2人分〉
九条ねぎ 3本
とりもも肉 1/4枚(まい)
とりむね肉 1/4枚
たまご 2個(こ)
三つ葉 5本
花麩(ふ)(乾燥(かんそう)) 適量
白ごはん 1合
粉さんしょう 適量
かたくり粉 大さじ1.5
~花麩のだし~
だし 50ミリリットル
淡口醤油(うすくちしょうゆ) 小さじ1
~親子丼の調味料~
だし 200ミリリットル
濃口(こいくち)しょうゆ 20ミリリットル
淡口しょうゆ 20ミリリットル
みりん 40ミリリットル
砂糖(さとう) 小さじ1

〈道具〉
包丁、まな板、鍋(なべ)、ボウル、計量カップ、計量スプーン、さい箸(ばし)、お玉、

〈作り方〉
(1)九条ねぎは厚(あつ)さ1センチのささ切り(ななめ切り)にする
(2)とりもも肉は2センチ角に、とりむね肉は3センチの長さのうす切りにし、全体にかたくり粉をまぶす
(3)ボウルに花麩のだしを合わせ、花麩をつけてやわらかくなるまでつけておく
(3)鍋に親子丼の調味料をいれて火にかけ、ふっとうしたらとり肉を入れて火を通す
(4)ボウルにたまごをわり、かるく混(ま)ぜる(ワンポイント(1))

たまごは混ぜすぎず、かるく卵黄(らんおう)が溶(と)きほぐれる程度(ていど)にするとしっとりおいしく仕上がります


(5)とり肉に火が通れば、九条ねぎを入れてやわらかくなるまでたき、たまごを2回に分けてゆっくり全体に回しいれる(ワンポイント(2))

まわりから固まってくるので、鍋のふちから中心にむかってゆっくり混ぜるときれいに火が通ります


(6)たまごにほどよく火が通れば火を止め、ご飯を盛(も)ったどんぶりにかけ、粉さんしょう、三つ葉、花麩をちらして仕上げる

 今回は九条ねぎを使った寒い冬にぴったりのあったか親子丼です。トロトロに仕上げることで、からだがポッカポカに温まります。とても簡単{かんたん}に作れますので、ぜひお家で作ってみてください。-京都調理師専門学校SS(StudentStuff)チーム-

 京都でただ一つの調理師{し}を養成する専門{せんもん}学校です。地元の食材も使い、技術{ぎじゅつ}を学ぶハンズオン・トレーニングをはじめとした独自{どくじ}の教育を展開{てんかい}。最先端{さいせんたん}の設備{せつび}がそろう環境{かんきょう}の中、学生によるレストラン営業{えいぎょう}や実習中心のカリキュラムを通して調理師として必要な力を育てます。さぁ、食の本場・京都で学ぼう、世界に誇{ほこ}れる“料理”と“おもてなし”を!

 京都新聞ジュニアタイムズ 2019年12月1日付紙面から