3月3日はひな祭りです。ひな祭りといえば、ひなあられやひし餅(もち)などを思い浮(う)かべると思いますが、ひな祭りに京都で食べられる伝統的(でんとうてき)な和菓子(わがし)をご存(ぞん)じですか?それは、もちとあんで作られた「ひちぎり」という和菓子です。「ひちぎり」という名前は、漢字で書くと「引千切」というように、生地を成形する際(さい)に、ひしゃく形の柄(え)の部分を引きちぎるというところからきています。今回紹介(しょうかい)する作り方以外にも様々な色や形を試してみてください!

同志社(どうししゃ)女子大・給食経営(けいえい)管理学研究室

<作り方>
 【準備(じゅんび)】砂糖水を作っておく
1.上新粉、もち粉を耐熱ボウルに入れ、そこにぬるま湯を少しずつ加え、粉っぽさがなくなるまで混(ま)ぜてこねる
2.1にラップをして電子レンジ加熱(600ワットで1分30秒)し、いったん取り出して裏(うら)返し、もう一度電子レンジ加熱(600ワットで30秒間)する
3.軍手の上にゴム手袋をはめて、乾燥よもぎを加えて、色が均一(きんいつ)になるまでよくこねる。このとき、手に砂糖水をつけながらこねる(べたつかないように注意!)
4.生地を10等分にし、形を整え先を引きちぎる(ワンポイント(1))

形を整えるのではなく、ちぎったときのとがった感じがgood☆

5.こしあんは10等分して丸める
6.しろあんはざるでこす(ワンポイント(2))

しろあんの水分が多い時は電子レンジで30秒加熱すると扱(あつか)いやすくなります

7.生地の上にこしあん、しろあんをのせ完成☆

<材料 10個分>
・上新粉(じょうしんこ) 70グラム
・もち粉 30グラム
・ぬるま湯 90ミリリットル
・乾燥(かんそう)よもぎ 小さじ1
・砂糖(さとう)水(砂糖:水=1:10)適量(てきりょう)
・こしあん 50グラム
・しろあん 20グラム

☆アレンジバージョン☆
よもぎのかわりにイチゴパウダー、紫芋(むらさきいも)パウダーなどを使用するとさまざまな色合いが楽しめます。(写真は紫芋パウダーを使用)。ぜひ試してみてね!

<道具>
耐熱(たいねつ)ボウル、ラップ、軍手、ゴム手袋(てぶくろ)、ざる、さいばし

 京都の伝統菓子、親子で楽しく作れる「ひちぎり」のレシピを考えました。よもぎと紫芋で2色に色付けてみました。お好みでさまざまなアレンジができますよ。ひちぎりの特徴的(とくちょうてき)な形に挑戦してみてください。(給食経営管理学研究室)

 今回、同志社女子大学の食物栄養科学科・給食経営管理学研究室で学ぶ私(わたし)たちが担当(たんとう)しました。本学の管理栄養士専攻(せんこう)は、1969年に設置(せっち)され、2019年に50周年を迎(むか)えました。本学科の卒業生は、伝統校ならではの管理栄養士として幅広(ばひろ)フィールドで活躍(かつやく)しています。本研究室では、女子中高食堂のメニュー開発や高齢者施設(こうれいしゃしせつ)の給食に関する研究を行っています。

京都新聞ジュニアタイムズ 2020年3月1日付紙面から