窓から黒い煙が立ち上るユニチカ宇治事業所(京都府宇治市宇治、8日午後3時)

窓から黒い煙が立ち上るユニチカ宇治事業所(京都府宇治市宇治、8日午後3時)

 8日午後2時10分ごろ、京都府宇治市宇治戸ノ内、ユニチカ宇治事業所のナイロン工場から出火した。

 市消防本部などによると、30代から60代の従業員男性3人がけがを負ったが、負傷程度は不明。

 近所の男性(71)は「建物のてっぺんから真っ黒い煙が出て、風に乗り一気に東へ広がった。出火後すぐは炎も見えた」と話した。社員の男性(20)は「建物内にいた人は『真っ黒な煙がすごかった』と言っていた」と、不安そうな表情で語った。

 現場はJR宇治駅の北西約200メートル。ユニチカ広報グループによると、宇治事業所では食品包装に使うナイロンフィルムや工業用ポリエステルフィルムを製造している。火災のあった工場は、石油から精製した原料を基に化学反応を起こしてナイロン樹脂を製造する設備がある。