花見は、昔は貴族(きぞく)や武士(ぶし)のもので、庶民(しょみん)がするようになったのは江戸(えど)時代から。三色団子(だんご)は豊臣秀吉(とよとみひでよし)の「醍醐(だいご)の花見」で初めてふるまわれたそうです。三つの色は、白=降(ふ)り積もった雪、緑=雪の下に芽吹(めぶ)く新芽、赤=春を迎(むか)えて咲く花、と待っていた春がくる喜びを表しています。今回は、アスパラガスや菜の花、新玉ネギなど春の野菜を使った3色の蒸(む)しパンにしました。朝ごはんやお弁当に取り入れ、元気に1年のスタートを切ってください。

京都女子大・京女キッチン

〈作り方〉
1.ホットケーキミックスと牛乳をボウルに入れて、泡だて器で混(ま)ぜる(ワンポイント(1))

生地はだまが残らないようにしっかり混ぜましょう!固い場合は牛乳の量で調整してください

2.1の生地を3等分(3色用)にして別のボウルに入れる
3.それぞれの具材を切る※。新玉ネギ、アスパラガス、菜の花は耐熱容器に入れて、電子レンジ600ワットで2分間加熱しておく
4.2のそれぞれのボウルに、次の材料を加え、均一(きんいつ)になるように混ぜる
桜色→さくらんぼジャム、ドライチェリー
白色→新玉ネギ、練りごま
緑色→アスパラガス、よもぎ粉、菜の花(トッピングに少し残しておく)
5.スプーンを使って、4を耐熱カップに流し入れる(ワンポイント(2))

スプーンをうまく使って、カップに生地を移(うつ)します

6.残しておいた材料をトッピングする
桜色→真ん中にさくらんぼをのせる
白色→しらす干しを散らす
緑色→ピザ用チーズを散らし、真ん中に菜の花をのせる
7.電子レンジに入れ、600ワットで4~5分間加熱する
8.竹串で火が通っているか確認しながら、火が通るまで加熱する

<材料3人分(各3個(こ)分)>
・ホットケーキミックス 200グラム
・牛乳(ぎゅうにゅう) 200ミリリットル
~桜色(さくらいろ)~
・さくらんぼジャム 30グラム(いちごジャムでも○)
・ドライチェリー 15グラム
・さくらんぼ(缶詰(かんづめ)) 3個
~白色~
・新玉ネギ 30グラム
・しらす干(ぼ)し 15グラム
・練りごま(白) 10グラム
~緑色~
・アスパラガス 30グラム
・菜の花 15グラム
・ピザ用チーズ 15グラム
・よもぎ粉 小さじ1/2

☆アレルギー対応(たいおう)
小麦粉の場合、ホットケーキミックスの代わりに米粉とベーキングパウダーと砂糖(さとう)を12:1:5の分量で使用します。牛乳の場合は、代わりに豆乳を使用します。

※ドライチェリーは小さく刻(きざ)む。新玉ネギはみじん切り、アスパラガスは縦(たて)半分に切って薄(うす)い半月切り、菜の花の茎(くき)は薄い半月切りにし、葉の部分は細かく切る

<道具>
電子レンジ、ボウル、泡(あわ)だて器、はかり、包丁、まな板、計量スプーン、ラップ、耐熱容器(たいねつようき)、蒸しパンのカップ(電子レンジ可(か)のもの)、竹串(たけぐし)

 旬の野菜や春らしい食材を用いたレシピを考えました。朝食に野菜と彩{いろど}りを加えて、1日を元気に過{す}ごしましょう。桜エビ、サクラの花の塩漬{づ}け、春キャベツなどいろいろなアレンジが出来るので試してみてくださいね。(京女キッチン)

 今回は京都女子大食物栄養学科3年の私{わたし}たちが担当{たんとう}しました。卒業生は、管理栄養士や栄養教諭{きょうゆ}、家庭科教諭など、食と栄養、健康の専門家{せんもんか}として医療{いりょう}、福祉{ふくし}、教育の現場{げんば}などで活躍{かつやく}しています。私たちは学校で食育を行う栄養教諭を目指しており、食育ボランティアやこども食堂など様々な活動に取り組んでいます。
 

京都新聞ジュニアタイムズ 2020年4月5日付紙面から