京都府立植物園北山門に設置された「北山モザイク」の開催を盛り上げるモザイクアート(京都市左京区)

京都府立植物園北山門に設置された「北山モザイク」の開催を盛り上げるモザイクアート(京都市左京区)

 モザイクアートを通して京都市北区と左京区にまたがる「北山エリア」の活性化を目指すプロジェクト「北山モザイク」が、9月1日から始まる。開幕を前に、府立植物園(左京区)の北山門にモザイクアートでつくった看板が登場した。実行委員会は「モザイクで人と店と施設がつながり、地域に愛着を深める機会になれば」と意気込んでいる。

 プロジェクトは同エリアにある店舗やモザイクアート愛好家などでつくる実行委員会が企画し、京都コンサートホールが共催する。期間は9月1日から10月31日までの2カ月間。小学生が制作したモザイク作品を北山通り沿いの店舗に飾ったり、店の看板をモザイクアートの看板に替えたりして盛り上げる。

 入り口の案内看板が老朽化していた府立植物園では、プロジェクトに先駆けて実行委員会代表でモザイク作家の外村まゆみさん(55)が寄贈したモザイク看板を設置した。西原昭二郎副園長(59)は「植物園らしい華やかな看板になってうれしい」と喜ぶ。

 開幕日の9月1日はオープニングイベントとして北山大橋を出発点に楽器を演奏しながら練り歩く「ちんどん・パレード」を実施。府立京都学・歴彩館や府立陶板名画の庭などでもモザイクをテーマにした展示を行うなど関連イベントもある。

 外村さんは「一つずつのかけらが集まって大きな作品になるモザイクアートのように、小さな取り組みがまちづくりの大きな力になれば」と期待している。