今年の言葉「照続永劫」を発表する小堀光實執行(大津市・延暦寺)

今年の言葉「照続永劫」を発表する小堀光實執行(大津市・延暦寺)

 天台宗総本山・延暦寺(大津市)は8日、境内で年賀式を催し、1年の心構えを示す「比叡山から発信する言葉」をお披露目した。天台宗の開祖・最澄(伝教大師)の千二百年大遠忌を2年後に控え、その精神を未来に伝えようと、今年は「照続永劫(しょうぞくえいごう)」(永劫に照らし続ける)を選んだ。

 前大阪商工会議所会頭で京阪電気鉄道最高顧問だった故佐藤茂雄さんが発案し、2013年から毎年年初に選んでいる。

 年賀式で、会場正面に掲げられた言葉を読み上げた延暦寺の小堀光實執行(しぎょう)(65)は「1200年前から根本中堂にともり続ける『不滅の法灯』のごとく、伝教大師最澄の思いを伝え続けたい」と話した。

 発表に先立って法要が営まれ、森川宏映天台座主(93)は、自然災害が多発した昨年を振り返りつつ「世界が平和で住みよい地球であるよう念じます」と述べた。