砂の中や海水に含まれるマイクロプラスチック量を調べる学生たち(京都府京丹後市網野町・八丁浜)

砂の中や海水に含まれるマイクロプラスチック量を調べる学生たち(京都府京丹後市網野町・八丁浜)

 深刻な海洋汚染をもたらしている「マイクロプラスチック」(直径5ミリ以下の微粒子)の調査を、大谷大(京都市)の学生たちが1日、京都府京丹後市網野町の海岸で始めた。琴引浜や八丁浜で7日までフィールドワークを続け、実態を明らかにしたいとしている。

 同大学社会学部コミュニティデザイン学科の10人。地域の課題解決を探る授業の一環で、海中や海岸の砂の中、魚の内臓に含まれる量に加え、大中型の漂着物や、地質と文化の関わりも調べる。

 この日は、八丁浜で4人が予備調査を実施。砂浜5カ所から砂を採取し水でマイクロプラスチックを浮かせたり、プランクトン採取用の細かい網で海水をすくって含有量を計測した。

 4日には地元の水之江地区で調査結果を報告するといい、男子学生(22)は「海洋生物の生態を脅かすマイクロプラスチックの状況を明らかにしたい」と話した。