滋賀県の三日月大造知事は8日の定例会見で、本格的な検討を始めると表明した安土城の復元について、新年度予算案に関連経費の計上を検討していることを明らかにした。

 三日月知事は、4日の仕事始め以降、経済団体の年賀会などで復元への協力を呼び掛け、「想定以上の反応がある」と説明。「(安土城復元を)どう予算に打ち出せるのか、鋭意検討している」とし、専門家や市町、民間などの取り組みをつなぎ合わせながら今後の戦略を練る考えを示した。

 復元に向けた決意を表明して以降、賛同意見が8割ある半面、「できるのか」「お金、時間がかかるのではないか」といった不安の声が2割の印象だという。「頭の中に具体的な絵はないが、夢やロマンがあるテーマだ。よく議論しながら丁寧に作りあげていきたい」と述べた。