部活動ができず、無人となっている高校のグラウンド(京都市中京区・市立西京高)

部活動ができず、無人となっている高校のグラウンド(京都市中京区・市立西京高)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全国高校総合体育大会(インターハイ・IH)が史上初めて中止となることが26日に決まった。

 今春の全国選抜大会にも出場予定だった高校からは、夢舞台の相次ぐ中止に、再び失意の声が上がった。
 自転車の北桑田は、男女8人が出場予定だった選抜に続き、涙をのむことに。女子の3年石田唯は、昨年IHの2000メートル個人追い抜きで優勝しており、「2連覇を目標に冬も頑張ってきた。最後の夏に達成できず悔しいし、支えてもらった人に結果で返せないのが残念」と話し、「大学進学を希望して競技を続けるので、今できることをしっかりやっていきたい。国体もあるか分からないが、3年間の集大成を出せたら」と前を向いた。
 空手の京都外大西は昨年、男子団体組手で全国選抜を制し、IHも準優勝だった。尾之上幸照監督は「全国の選手はIHだけは開催を願い、参加を目指していたと思う。特に3年にとっては最後の高体連主催の大会だけに無念だろう」とし、「選手のことを考えると涙が出てくる。若い高校生にとっては長い人生の始まり。この悔しい思いを将来の目標にぶつけ、最高の人生を歩まれることを願う」と望んだ。
 レスリング男子の日星も、再び全国出場のチャンスを失った。三村和人監督は「創部4年目で初出場を決めた選抜大会が中止になり、IHも心積もりはしていたが残念。3年生にとっては最後の実績を残せるチャンスだった。私も本年度で退職予定なので、3年生と同じ心境です」と語った。