代替わりを控え、初釜式で炭手前をする速水宗広若宗匠(中央)と後見の宗樂家元(中央奥)=8日午前11時20分、京都市北区・速水滌源居

代替わりを控え、初釜式で炭手前をする速水宗広若宗匠(中央)と後見の宗樂家元(中央奥)=8日午前11時20分、京都市北区・速水滌源居

 茶道速水流の初釜式が8日、京都市北区の滌源居(てきげんきょ)で始まった。今年3月に家元の代替わりが予定されており、七代の速水宗樂(そうがく)家元と八代を襲名する宗広若宗匠が、南禅僧堂師家の日下元精さんら招待客に晴れやかな年始のあいさつをした。

 宗広若宗匠が炭手前をする傍ら、後見の宗樂家元が「昨年を象徴する漢字は『災』でしたが、災いを転じて福となす。元号が代わり、私たちも代替わりの年となります」と、新たな時代の平穏を願った。

 濃茶席は宗樂家元が、薄茶席は宗広若宗匠がお点前。六代宗仁作の茶杓「子々孫々」をはじめ、歴代の好み物や鶴亀をあしらった道具を用い、和やかな茶で初春を祝った。初釜式は12日まで続き、約160人を迎える。