京都市教育委員会は4日、右京区の高雄中が同区の双ケ丘中に統合することで地元の自治連合会などが合意したと発表した。高雄中の生徒数が減少しているためで、2021年4月の統合を目指し、近く要望書を市教委に提出する。

 高雄中は1947年に開校。生徒数はピークの62年には122人いたが、本年度は55人に減少。部活動が陸上、太鼓、茶道の三つしかなく、今後も生徒数の減少が見込まれるため、昨年12月、同中と高雄小で合同設置する高雄校PTAが「生徒の教育環境の早期改善を最優先とする」として統合を決議。高雄自治連合会も今年2月に統合を目指すと決めた。

 双ケ丘中は本年度の生徒数が465人。PTAや地元の宇多野、花園の両自治会連合会と御室自治連合会も受け入れを決め、今年7月に両校の関係者でつくる「双ケ丘・高雄中学校統合準備委員会」を設立。今月9日に市教委に要望書を提出することで最終合意した。

 統合が実現すれば、高雄中校区の生徒は路線バスを使って登校する予定。双ケ丘中の校名は変更しない。今後、統合がスムーズに進むよう、生徒の事前交流を活発化させる。高雄中の跡地活用は今後検討する。