LINEで学習方法についての質問に答える滋賀医科大の学生(大津市一里山1丁目・滋賀民医連医学生センター)

LINEで学習方法についての質問に答える滋賀医科大の学生(大津市一里山1丁目・滋賀民医連医学生センター)

 新型コロナウイルス感染拡大により休校が長期化する中、経済的な問題を抱える世帯の中学生を対象に滋賀医科大生が講師を務める大津市内の無料の学習塾が、無料通信アプリLINE(ライン)などを活用した遠隔の学習支援に取り組んでいる。医学生たちは「学習方法まで幅広く気軽に相談してもらえたら」と意気込む。

 学習塾は滋賀民医連医学生センター(大津市一里山1丁目)が主催し、滋賀医科大生たちがボランティアで講師を務めている。毎週土曜に開いてきたが、中学校の休校延長に伴って春休み以後は開催していなかった。しかし、医学生から生徒の学力を心配する声が上がり、生徒と直接対面せずに指導できるよう、LINEや電話、ファクスを活用して今月18日から再開した。
 2回目の21日は、LINEに生徒から「英単語の暗記方法を教えてほしい」「日本史や世界史のおすすめの本は」など、学習方法についての質問が寄せられ、医学生たちが丁寧に答えた。講師を務める4年の富沢宏平さん(34)=同市一里山3丁目=は「LINEなら問題の解説を動画で撮って送ることもできる。休校の間、子どもたちが自宅で学習を習慣づけるきっかけにしてほしい」と話している。
 5月末までの予定で、5日を除く火曜午後7~9時と土曜午前10時~正午に開いており、次回は4月28日。LINEはアカウント「中学生無料塾@滋賀民医連」に登録する。電話077(543)5224やファクス077(543)5204も利用できる。参加の問い合わせは同センターまで。