京都造形芸術大(京都市左京区)が来年4月から大学名を「京都芸術大学」に変更する方針を巡り、京都市立芸術大(西京区)が反発している問題で、京都市の門川大作市長は4日の定例記者会見で「極めて残念」と述べ、京都造形芸大側にあらためて名称変更の中止と再考を促す考えを示した。

 京都造形芸大を運営する瓜生山学園(左京区)を相手取り、市立芸大が名称の使用差し止めを求めて大阪地裁に提訴したことについて、門川市長は「大学の判断、多くの卒業生のご意見も踏まえてやむなく提訴した」と説明した。

 門川市長は「京都造形芸大も素晴らしい大学で、創造的な取り組みをされている。私も毎年のように(キャンパスに)寄せていただき、さまざまな連携を図ってきた」とした上で「こうした事態は極めて残念。何とぞ当初から申し上げている通り再考していただきたい」と話した。