自ら育てた米や地元産の大豆を加工したポン菓子を手にする長浜農業高の生徒たち(滋賀県長浜市常喜町・NPO法人つどい)

自ら育てた米や地元産の大豆を加工したポン菓子を手にする長浜農業高の生徒たち(滋賀県長浜市常喜町・NPO法人つどい)

 地域の特産品づくりに取り組む長浜農業高(滋賀県長浜市名越町)は、同高の水田で収穫した米と、地場産大豆を使った「ポン菓子」を地元のNPO法人と開発した。同高は「今秋から本格生産し、長浜の新たな特産品として定着させたい」としている。

 規格外の米の有効利用と長浜産大豆の活用を目的に、昨年11月から同高農業科食糧生産分野プロジェクト研究班の生徒ら12人と、NPO法人「つどい」(同市常喜町)が開発を始めた。

 ポン菓子は空気の減圧を利用し穀物を膨らせた素朴な菓子で、口に入れるとさくさくと砕け、香ばしさが広がる。子どもからお年寄りまで食べられる点や、米や大豆の形や粒の大きさに関係なく商品化できる点などから、ポン菓子への活用を考案した。

 米原市の社会福祉法人「ワークスさかた」からポン菓子製造機の提供を受け、水分や砂糖の量、温度管理などの試行錯誤の末、砂糖で味付けした「プレーン」と、きな粉をまぶした「きな粉」、大豆そのものを加工した「大豆」の3種類を完成させた。

 6月にスーパー「長浜アルプラザ」で試験販売したところ、米の風味や、きな粉の香りがよく、おいしいと好評だったという。今後、スーパーや農産物直売所などの販路を開拓する。1袋80~150円。同高0749(62)0876。