新型コロナウイルスの感染拡大を受け、京都の学校法人や大学は28日、学生や生徒の支援策を相次いで発表した。オンライン講義のための環境整備や、経済的に苦しくなった学生らをサポートする。

 学校法人立命館は、運営する大学や小中高校の学生ら約5万人に総額25億円の支援策を実施する。ウェブ授業に必要なインターネット環境の整備として、一律で1人3万円を支給するなどとしている。
 また一部を除き休講している小学校から大学までの授業については、緊急事態宣言の有無にかかわらず5月7日からオンライン形式で始めることも明らかにした。このほか、アルバイトができなくなるなど経済的に苦しい学生に対して最大9万円を支給。必要な学生らにはパソコンなどの無償貸し出しや、学習・生活面でのオンラインサポート体制の構築も行う。
 立命館の仲谷善雄総長は「生命、安全、健康を守ることを第一とした上で、教育と研究を継続するという社会的責任を果たす」とのコメントを発表した。支給の時期については確定次第、周知するという。
 京都産業大もオンライン講義の実施に伴い、インターネット環境の整備などのため全学生約1万4千人に対して1人5万円を支給する方針を発表した。オンライン講義は5月11日から全学年で始める予定という。