「CAFE&BB guri」をオープンした當間さん夫妻(伊根町平田)

「CAFE&BB guri」をオープンした當間さん夫妻(伊根町平田)

 関東から京都府伊根町へ移り住んだ當間一弘さん(42)、千明さん(33)夫妻=同町平田=が近くの古民家で民宿を始めた。2月にはカフェも開業予定で、一弘さんは「伊根のコミュニティー拠点にしたい」と意気込む。

 一弘さんはカフェなどの設計や運営をする会社に1級建築士として勤務していたが、将来は海辺の町に移住し、地域に密着した仕事がしたいと考えていた。そんな時、仕事で訪れた同町の舟屋が立ち並ぶ景観に「これ以上、海に近い町はない」と衝撃を受け、2017年9月に千葉県から移住した。

 古民家は築65年以上。一弘さんの設計図を基に地元工務店が改築し、18年11月に「CAFE&BB guri」をオープンした。「ぐり」とは漁礁を意味する。古くから漁師町である同町にちなみ、人々の集う場所になるように名付けた。

 民宿は1泊1組限定。2月からは朝食のサービスも始める。千明さんが担当するカフェは週4日、午後1時~5時に営業する予定。一弘さんは「住民と観光客が交じり合ったり、移住希望者が情報を得られたりする場にしたい。まずは地域に根を張れるようにしたい」と話している。