1人親家庭に向けて無償配布する3種の焼き肉弁当(京都市中京区・京都焼肉en・en)

1人親家庭に向けて無償配布する3種の焼き肉弁当(京都市中京区・京都焼肉en・en)

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、仕事や子育てに苦労している京都市内の1人親家庭を応援しようと、先斗町(中京区)にある焼き肉店がゴールデンウイーク期間中の4月28日から5月5日まで、計200食限定で焼き肉弁当の無償提供を始めた。経営者は「少しでも元気を届けることができれば」と話している。

 「京都焼肉en・en」。経営会社「楽柿」社長の入柿友香さん(28)が3月1日に開業したが、客やスタッフの感染を防ぐため4月6日から休業している。
 入柿さんは「これから、という時だったのでショックだった」と打ち明けるが、カフェや着物レンタル業を起業して5年間仕事を続けてきた京都のために何かできないかと考え、1人親家庭の支援を思いついた。
 対象は休校中の小中高校や幼稚園などに通う子がいる京都市内の1人親家庭。1家庭1回のみ、3食までとし、4月下旬から同店でテークアウト販売している「京都牛のリブロース大判焼き」「和牛カルビ弁当」「温玉和牛そぼろ丼」の3種から選んでもらう。自宅や指定場所までスタッフが無料で届ける。1日30食程度で5月5日までに計200食を用意するという。
 入柿さんは「ほんの1食かもしれないが、お肉を食べて元気になってもらいたい」と話している。