日没直後、西の湖上を飛び交いねぐら入りするツバメ(近江八幡市安土町)

日没直後、西の湖上を飛び交いねぐら入りするツバメ(近江八幡市安土町)

 滋賀県近江八幡市の西の湖で、ツバメが集団でヨシ原の巣に帰る「ねぐら入り」をしている。日没直後に夕空を背に群舞し、猛スピードで湖上を滑空。燕尾のシルエットが躍動している。

 ツバメは春に東南アジアから渡来し、繁殖する。子育てを終えると、群れで集まって眠る。西の湖のねぐらは関西有数の規模で、数万羽が羽を休めるという。

 夕方、ツバメが集まってきて、いくつもの群れが湖やヨシ原の上を飛び回る。薄暮の中、さらに大きな集団となり、湖面すれすれを飛行。一気にヨシ原へ飛び込むと、辺りは夜のとばりに包まれる。

 長年観察を続ける近くの三木勇雄さん(74)によると、ねぐらは広大なヨシ原で移動し、日によって群舞の場所は変わる。9月末ごろまでまとまった数が見られるという。