新型コロナウイルスに感染した人の年齢分布を見ると、現時点では、重症者・死亡者は高齢になるほど増えるが、感染者数自体は20~50代が多いという特徴がある。

 厚生労働省の4月22日時点の集計(クルーズ船乗船者、チャーター機帰国者を除く)によると、検査で感染が確認された人は50代が2055人で最多。40代(1959人)、20代(1948人)がそれに続き、30代は1809人。

 3月中旬時点の分布は、50代をピークにしたきれいな山形だったが、その後、20~40代が急速に増えた。ただ日本の検査数は少なく、これが国内の感染者の実態をどれだけ正確に表しているか、はっきりしない。

 発症しても大半は軽く済むが、一部は重症化し、死亡する人もいる。こうした重症化のリスクは年齢が上がるほど高くなる。4月22日時点の集計で重症者・死亡者の合計が最も多いのは80歳以上。死亡者は70代から急増する。高齢者ほど感染予防策がより重要になる。