地域の高齢者に手作りマスクを手渡す梅屋自治連合協議会の紀平さん(左)=京都市中京区

地域の高齢者に手作りマスクを手渡す梅屋自治連合協議会の紀平さん(左)=京都市中京区

 京都市中京区の梅屋自治連合協議会が、地域の65歳以上の住民に、手作り布マスクを配布している。女性10人ほどが4月上旬から作り始め、約700枚が完成し、同会は「先の見えない今だからこそ地域の絆を強めたい」としている。

 新型コロナウイルス感染拡大でマスク不足が解消されない中、同協議会内の女性グループが発案。布マスクの人気が高まり、「3密」を避けるために作業を分担し、型取り、ミシン縫い、ゴム通しなどの各人の役割を決め、自宅で製作した。
 80歳以上の住民を優先し、21日から約250人分の配布を進めている。65歳~79歳に配る約450枚もすでに作り終え、発案者の紀平三恵子さん(67)は「配布すると、閉じこもっておられる高齢者の様子も分かる。助け合いのきっかけにしたい」と話す。
 近所の高齢者に届けるため、マスクを受け取った女性(72)は「みんなが怖がっている時期なので、優しさがありがたい」とほほえんだ。