本庶佑・京都大特別教授

本庶佑・京都大特別教授

 新型コロナウイルスの起源についてノーベル医学生理学賞受賞者の本庶佑・京都大特別教授が述べたとする虚偽の見解が海外で報道されているとして、本庶特別教授は30日までに、「根も葉もない主張がまかり通ることは、極めて危険で破壊的」と報道内容を否定する声明文を京大のホームページ上で公開した。


 問題の見解は今月下旬、インドやナイジェリアなどのニュースサイトに掲載された。本庶特別教授が「新型コロナウイルスは人工的に中国で製造された」などと述べたと報道されている。
 本庶特別教授は声明で「私と京都大学の名前が、偽の告発と誤った情報を拡散するために使用されていることに、私は非常に驚いています」と報道された見解が虚偽であると主張。「私たちのあらゆる努力を、病気を治療し、悲しみが今以上に広がることを防ぎ、新たなる時代への計画を立案することに傾注しなくてはならないのです」「私たち人類が達成しうる最高の目標に、目を向け続けていこうではありませんか」と呼び掛けた。