宵えびす祭で吉兆笹を買い求める参拝者ら(京都市東山区・恵美須神社)

宵えびす祭で吉兆笹を買い求める参拝者ら(京都市東山区・恵美須神社)

 商売繁盛や家内安全を祈る「十日えびす大祭」の宵えびす祭が9日、京都市東山区の恵美須神社であった。大勢の商店主や会社員らが詰めかけ、「仕事で良い縁に恵まれたら」「お金持ちになりますように」と、縁起物の「吉兆笹(ささ)」を次々に買い求めていた。

 「商売繁盛でササ持って来い」との掛け声が流れる境内は夜、仕事を終えた参拝客らでにぎわった。神楽の奉納で祈とうを済ませた吉兆笹を受け取り、宝船や千両箱などを飾り付けてもらっていた。

 手描き友禅職人の女性(57)=守山市=は「厳しい業界だが、願いは一つ。景気が少しでも上向き、晴れやかに1年を過ごしたい」と話していた。

 大祭は「初えびす」とも呼ばれ、えびす神が1月10日に生まれたことにちなむ。11日まで夜通し開門し、最終日の12日は午前9時~午後10時に参拝を受け付ける。