一律学費半額を文科省に要請した学生グループの代表ら(東京都千代田区)

一律学費半額を文科省に要請した学生グループの代表ら(東京都千代田区)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、大学の学費減額署名に取り組む学生グループが30日、文部科学省に学費の一律半額化を求める要請書を提出した。京都の四つの大学・専門学校を含む41校の発起人が賛同。オンライン署名の開始から6日間で1万人を超え、急速に広がりを見せている。

 感染拡大の影響で家計が急変したり、アルバイト代がなくなったりして学業継続に不安を抱く学生が増えている。各大学で独自に署名活動を行う発起人の学生同士がSNSでつながり「一律学費半額を求めるアクション」としてグループを結成。京滋では同志社大、佛教大、京都文教大、京都建築大学校が名を連ねた。
 今回の要請は、国の予算で国公私立、課程、学年、国籍の違いを問わず一律で学費を半額にするほか、新型コロナへの対応で増えた大学のオンライン授業の設備投資費用などを補てんすることを求めている。24~29日の署名活動で1万663筆の賛同が集まり、亀岡偉民文科副大臣に届けた。
 署名は1日2千人ペースで増え、今後も活動を続けるという。グループ代表で大学院生の山岸鞠香さん(26)=東京都=は「学費は学生にとって、生きているだけでかかる固定費。その支出を減らすために国が大学に予算を付けてほしい」と仲間の思いを代弁した。