再現する神幸行列が描かれている生身天満宮祭礼絵巻(生身天満宮蔵)

再現する神幸行列が描かれている生身天満宮祭礼絵巻(生身天満宮蔵)

 江戸時代に行われていた京都府南丹市園部町の生身天満宮の神幸行列が10月20日、再現される。園部藩立藩400年記念事業の一環。城下町の市街地を巡行する予定で、かつての祭礼をよみがえらせて、みこしの担ぎ手や侍、町衆にふんする参加者を募集している。

 生身天満宮は園部城築城に伴って1653年に現在地に移った。歴代の園部藩主の崇敬を集め、5代藩主小出英持が1751年に神幸行列を始めた。同天満宮に残る祭礼絵巻には、総勢約500人の行列が描かれている。

 行列の再現は、市や府、市商工会、園部町振興公社などでつくる「森の京都『なんたん』エコミュージアム実行委員会」が初開催。行列には生身天満宮の大きなみこしや、祭りばやしを奏でる宮町の屋台が参加する予定で、弓矢ややりなどを手にした侍、箱やひつを持つ町衆、僧侶も並ぶ。

 同実行委は「行列を記録して後世に伝えていきたい。地域の誇りや愛着につながれば」としている。