【資料写真】京都駅八条口周辺に立ち並ぶホテル

【資料写真】京都駅八条口周辺に立ち並ぶホテル

 京都市観光協会が30日発表した市内主要ホテルの3月宿泊状況によると、客室稼働率は前年同月比54・7ポイント低下の30・3%と2カ月連続で過去最低を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大により、外国人・日本人の延べ宿泊客数も66・3%の大幅減。国内で外出自粛の動きが本格化した4月は一層の落ち込みが見込まれる。


 調査は市内の59ホテルを対象に実施した。稼働率は2014年の調査開始以来最低だった2月(54・3%)からさらに下落。平均客室単価(英ホテルデータサービス会社STR調べ)も35・9%低下した。
 外国人延べ宿泊客数は89・5%減。桜のシーズンで例年好調の宿泊需要が前年の1割程度に縮んだ格好だ。2月は微減にとどまった日本人延べ宿泊客数も45・5%減となり、影響が深刻化している。
 政府の緊急事態宣言が出された4月は、ホテルの休業が相次ぎ、市観光協会によると市内ホテル(客室数100室以上)約120施設のうち、4月28日時点で臨時休業中・予定は50施設。同協会は「4月は日本人の宿泊需要も消失し、3月を上回る深刻な事態が待ち受けている」と予想する。