京都府庁

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 京都アニメーション(京アニ)放火殺人事件を受けて京都府は6日、事件の被害者と遺族向けに義援金を受け付ける専用口座を開設すると発表した。災害義援金の仕組みを犯罪被害者・遺族支援に適用する異例の対応を政府が判断した。京アニは、これまでに同社専用口座に支援金として集まった約23億円を府の口座に移し、全額を被害者と遺族に配分する。受け取った義援金は非課税となるため、集まった善意のお金は全て被害者と遺族の手元に届く。

 義援金の受付期間は9日から10月31日まで。被害者や遺族への配分方法は、府が6日に設置した義援金配分委員会が定める。

 京アニは公式ホームページで「被害の程度等に応じた公平かつ適正な分配ルールが定められ、多数の被害者とご遺族に対して義援金を支給いただけることは、事業再建に取り組むための第一歩として、ありがたい」との見解を発表した。

 寄付した側は、個人なら2千円以上の寄付で所得税や住民税の控除を受けられ、法人も寄付額全額が損金に算入可能となる。すでに京アニ口座に寄付した個人・企業も希望があれば同様の措置を受けられる。

 義援金口座などの問い合わせは府地域福祉推進課075(414)4676。