速報「キマグレ」の2000号を手にする宮下さん(左)と今井さん=彦根市・彦根東高

速報「キマグレ」の2000号を手にする宮下さん(左)と今井さん=彦根市・彦根東高

 彦根東高(滋賀県彦根市)新聞部が不定期で発行する速報「キマグレ」が本年度、創刊17年で2千号を超えた。近年は部活動の試合結果から商店街特集まで幅広い話題を扱い、速い発行ペースで大台に達した。部員らは「今後も校内外の活動を多面的に取り上げ、生徒や保護者に喜んでほしい」と意気込む。

 キマグレは2002年4月に創刊。A4判1ページで教室などに張り出し、校内行事や社会的な特集を紹介する毎月発行の本紙を補完している。当初は、運動部の結果を速報するのが主な役割だったという。
 これに加え、近年は文化祭の準備を頑張る生徒や発表の場が少ない文化部の活動を取り上げるなどして多くの生徒に焦点を当てている。お菓子の「たけのこの里」と「きのこの山」のどちらが好きかや、制服の満足度を問うユニークな校内アンケートも記事にした。当初は年間20~30回の発行だったが、テーマの広がりを受けてペースが速まり、昨年は180回を超えた。
 6月10日に2千号に達し、記念新聞を発行。印象的な過去の記事を紹介した。昨年のセンター試験の地理に彦根市の地図が登場したニュースや、市内のベルロード商店街を取材した飲食店特集などを振り返った。
 現在、同部に所属する16人のうち、各号ごとに担当を希望する部員が1人で取材・編集している。12月には修学旅行で訪れる台湾から記事をパソコンで送り、4泊の滞在中はその日の行程を毎日速報する予定だ。
 編集長の2年宮下晶さん(16)は「部活動の試合が少ない時期はもっと街に出て取材し、1年を通じて面白い記事を書きたい」と語り、副部長の2年今井優奈さん(16)は「先輩から引き継いできたキマグレが記念の節目を迎えられてうれしい。3千号は今のペースなら4年半後。後輩たちに達成してもらいたい」と喜ぶ。
 「キマグレ」は同高のホームページで閲覧できる。