交通ルールについて西村さんの話を聞く参加者ら(大山崎町円明寺・洛和ヴィラ大山崎)

交通ルールについて西村さんの話を聞く参加者ら(大山崎町円明寺・洛和ヴィラ大山崎)

 高齢者ドライバーによる交通事故を未然に防ぐため運転免許証の自主返納制度をテーマにした講演会がこのほど、京都府大山崎町円明寺の特別養護老人ホーム「洛和ヴィラ大山崎」であった。近年発生した重大事故の事例を聞いた参加者らは制度の仕組みに理解を深めていた。

 同施設が、町内の65歳以上の高齢者を対象とした集いの場「みんなでいこカフェ」の一環。自動車安全運転センター京都府事務所の西村元希所長が講師を務め、約20人が参加した。

 参加者らは、過去の事故の発生原因や誤認識しがちな交通ルールについて耳を傾けた。返納手続きの方法の説明も受けた後、積極的に返納を考える様子もうかがえた。

 現在も運転しているという70代の女性は「車がないと移動が本当に大変だが、怖くなった」と話した。

 乙訓地域では、向日町署交通課などで返納手続きが可能で、運転免許証と印鑑が必要。2市1町では、65歳以上の免許返納者がタクシーやバスの利用券などを受け取れる取り組みを行っており、免許の返納を呼び掛けている。