ライブ中継された仏教紙芝居を自宅で視聴するきょうだい(京都市伏見区)

ライブ中継された仏教紙芝居を自宅で視聴するきょうだい(京都市伏見区)

 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が呼び掛けられる中、自宅でお参りする「オンライン参詣」の取り組みが京都市などの寺で広がっている。信者がパソコンで法要に参加し、祈りをささげる。

 本門佛立宗(宗務本庁・上京区)では4月8日から毎日午後4時、オンライン法要「新型コロナ早期終息祈願」を催す。広島県三原市の教薫寺の読経の様子をライブ配信し、その後、紙芝居による仏教説話も披露。休校で家庭にいる子どもたちに楽しみながら、学んでもらっている。
 同宗の妙福寺(伏見区)は午前6時半から本堂で朝の参詣を行い、連日20人ほどの信者が訪れていたが、4月6日から一般参加を中止。その代わりに8日からオンラインで生中継し、足が遠のいていた高齢者もスマートフォンで参加するようになった、という。
 松本現薫住職(44)は「外出できずに孤立感を深める人々は多いい。つながりを維持するため、寺の役割を果たしたい」と話す。