【資料写真】城陽市役所

【資料写真】城陽市役所

 京都府城陽市と韓国・慶山市の両市議会は6日までに、議員が互いの市を訪ね合う事業について、本年度分の延期を決めた。慶山市議が城陽市を訪問する予定だったが、慶山市議会側から「諸般の事情により訪問を延期したい」と連絡があり、城陽市議会側が了承した。同市議会事務局によると、日韓関係の悪化が原因とみられるという。

 同日、同市議会の各会派幹事会で、熊谷佐和美議長が会派の代表に説明した。両市議会は1998年から、毎年秋を中心に6人程度の市議が交互に相手方を訪ね、勉強会や視察をしている。城陽市議会事務局によると、今年は11月ごろに慶山市議が来日する予定だったが、事務局職員がやりとりを進める中で慶山市議会側から申し出があり、8月下旬に城陽市議会側が了承したという。

 幹事会で熊谷議長は「今回は残念だったが、草の根の交流はある。交流が続けられる状況になれば、今まで通り続けていけばよい」との意向を示した。

 両市は91年に姉妹都市となり、職員や市民が交流を続けてきた。しかし、元徴用工訴訟問題や対韓輸出規制強化など日韓関係の冷え込みを受け、今年8月に予定されていた慶山市の中学生の城陽市訪問も、慶山市側の要請で延期されていた。