新聞紙を丸めたスティックを使った体幹を鍛える運動(動画より)

新聞紙を丸めたスティックを使った体幹を鍛える運動(動画より)

 新型コロナウイルスによる外出自粛で運動不足が心配される中、京都先端科学大(京都府亀岡市曽我部町)の教授が音楽体操プログラムの動画をインターネットで公開している。童謡のリズムに合わせて毎日異なる体の部位を動かす体操で、「連休中も親子3世代で楽しく運動してみて」と呼び掛けている。

 プログラムは、吉中康子特任教授が介護予防の研究の一環で制作。DVDが3月に完成し、交流サロンなどで活用してもらうため、市社会福祉協議会や高齢者施設に配布してきた。今回、自宅で過ごす人たちの運動不足解消になればと、一般向けに公開した。
 動画は計8本で、いずれも1~2分程度。体操に用いる「新聞棒」の作り方と、月曜から日曜まで1週間分の体操を紹介する。新聞棒をつえにして手足を上下に伸ばしたり、船をこぐ動作をまねしたり。体側を伸ばすストレッチは椅子に腰掛けながらでもできる。
 高齢者は口の健康維持も大切なため、目と口を大きく開く表情筋のトレーニングや、咀嚼(そしゃく)と消化を助ける舌の運動も盛り込んだ。
 体操は童謡「うさぎとかめ」などなじみの歌に合わせて考案されているため、子どもでも楽しめそう。吉中教授は「歌詞を思い出しながら体を動かすと、認知機能の向上にもつながる。外出ができずストレスがたまるが、頭のてっぺんから指先つま先までを伸ばして気分をすっきりさせて」と話している。
 動画投稿サイト「ユーチューブ」の吉中教授のチャンネルや市ホームページから視聴できる。