澄んだ光で照らされた三宝院庭園(6日午後6時44分、京都市伏見区・醍醐寺)

澄んだ光で照らされた三宝院庭園(6日午後6時44分、京都市伏見区・醍醐寺)

 醍醐寺(京都市伏見区)で6日、三宝院庭園を光で彩る夜間特別拝観が始まった。国の特別史跡・特別名勝に指定されている庭園が澄んだ光で浮かび上がり、参拝者は池の水音を聞きながら静かな時間を過ごした。

 開催中の国際博物館会議(ICOM)京都大会を記念し、同寺が霊宝館の夜間一般公開と合わせて初めて実施した。

 三宝院庭園は豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して基本設計し、樹齢600年を超えるとされる松、阿弥陀三尊を表すという三つの石など見どころが多い。午後5時半の点灯後に辺りが暗くなっていくと初秋の庭は昼間とは異なる雰囲気に包まれた。霊宝館では声明の公演があり、独特の節回しで仏をたたえる僧侶の声が響いた。

 8日まで。午後5時半~8時。有料。7日午後6時からは醍醐寺の仲田順和座主の講演(申し込み不要)がある。