スペイン産の高級アーモンドパウダーを使用するなど素材にこだわった一休寺納豆マカロン

スペイン産の高級アーモンドパウダーを使用するなど素材にこだわった一休寺納豆マカロン

一休寺納豆マカロンの詰め合わせを持つ樺井さん(京田辺市興戸・ルスティク)

一休寺納豆マカロンの詰め合わせを持つ樺井さん(京田辺市興戸・ルスティク)

 京都府京田辺市のフランス料理店が、市の名物「一休寺納豆」を使用したマカロンを開発し、通信販売を開始した。一休寺納豆のパウダーを振りかけたクリームが挟み込まれており、あまじょっぱい風味が特徴。シェフは「家で京田辺の味を楽しんでほしい」と話す。

 一休寺納豆は、室町時代の僧・一休宗純が製法を伝えたとされ、現在は酬恩庵一休寺で作られている。大豆を発酵させるが粘り気はなく、みそに似た塩辛さやうま味が特徴。
 一休寺納豆マカロンは、同市興戸のレストラン「ルスティク」で製作。一休寺納豆をオーブンで乾燥させた後パウダー状に加工し、バタークリームと合わせている。
 オーナーシェフの樺井俊之さん(48)によると、一休寺の副住職が来店する機会があり、「せっかくだから一休寺納豆を使った料理を」とオリジナルメニューを考える中で生まれた一品だという。本で見かけた「柿の種マカロン」をヒントに試作すると、マカロンの甘さとクリームの濃厚さを一休寺納豆が引き締める絶妙な組み合わせだった。マカロンは評判になり、今では「店を代表するお菓子」。コースメニューの最後にコーヒーと共に提供されている。
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ルスティクは4月上旬から営業を自粛。樺井さんは常連客から販売を熱望されていたマカロンの通信販売を開始した。「地元のいいものを消費者とつなぎたい。これを食べて京田辺に興味を持ってもらえれば」と期待する。
 一休寺納豆マカロンは10個入り2500円(税込み)。https://rustique.theshop.jp/で注文できる。